石油ストーブの総合情報【反射式・対流式】
石油ストーブとは
石油ストーブとは灯油を燃やして空気を暖める暖房機器です。反射式石油ストーブと対流式石油ストーブがあります。
反射式石油ストーブは部屋の隅に置くことを想定して、反射板により正面方向へ熱を放射します。空気対流によっても暖めます。形は四角いタイプが一般的です。
対流式石油ストーブは部屋の真ん中に置くことを想定して、主として空気対流によって暖めます。形は丸筒タイプが一般的です。
石油ストーブはかつて一般家庭では圧倒的シェアを占める暖房機器であり、今でも多く使われています。暖房能力は強力ですが、ファン付きの暖房機器に比べると暖めるのに若干時間が掛かります。
石油ストーブの長所
- 暖房能力が強力な暖房機器です。
- 構造が簡単で故障が少ないです。
- 燃料代が1時間あたり10円前後とランニングコストが他の暖房機器に比べて安いです。
- 機器の価格が８畳用で10,000円以下からあります。
石油ストーブの短所
- 給油の手間がかかります。
- 燃焼ガスを室内に出すので、換気が必要となります。
- 燃焼ガスには水蒸気が含まれているので、換気が不十分であると結露の原因となることがあります。
- 灯油を燃焼させているので、臭いがする場合があります。
- 灯油を燃焼させているので、火事、一酸化炭素中毒やガス漏れに対する安全の配慮が必要です。
- 高温部分が露出している器具が多く、ヤケドに対する注意が必要です。
- シーズンに１回は燃焼芯の手入れが必要です。
主なメーカー
- コロナ
- トヨトミ
- アラジン
- ニッセイ