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ダイキンが、快適・強力な暖房を実現した新エアコンを発売

 ダイキン工業は、風を直接体に当てずに足元から暖める「垂直気流」と独自の「無給水加湿」により、エアコン特有の風の不快感や乾燥をなくした『うるさら7(Rシリーズ)』を2015年11月1日より順次発売すると発表しました。

 色々と説明されていますが、要点としては、(1)垂直気流による快適性向上 (2)低外気温時の暖房能力の向上の2点で、暖房シーズンに投入する新製品です。

 (1)垂直気流による快適性向上
 「垂直気流」は暖気を壁・床に沿わせて拡げることで、足元から暖める、新しい暖房方式です。
 運転開始時は新搭載の「人・床温度センサー」で床面の温度を細かく検知し、床を暖めます。
 その後、床面が十分暖まると「垂直気流」に切り替わり、「デュアルコアンダフラップ」が暖気を垂直に落とし、壁・床に沿って拡がる快適な気流を実現します。これにより壁から1m以上、床上30cm以上のエリアで風速0.3m/s以下の無風状態※9のまま、部屋全体を快適にします。

 以上がダイキンの説明ですが、下記の写真で違いがよくわかりますね。

垂直気流による暖房


 確かにこれだと、足元が暖かくて快適そうに感じます。でも、買う前に試してみたいですね。

(2)低外気温時の暖房性能の向上
 室外ユニットの構造を一新することで、大幅に暖房性能が向上しました。
 加湿ユニットを従来より約50%小型化することで熱交換器を大きくすることができ、暖房低温能力が約11%向上、マイナス15℃でも定格暖房能力を維持します。
 速暖性も向上させ、エアコンから6m離れた位置でも従来比約2倍の速さで設定温度に到達します。さらに「高温風モード」の搭載により、最高約60℃の吹出温度の運転も可能です。また、室外機の熱交換器下部に比較的暖かい冷媒を流す等、凍結しにくい構造を新たに採用し、外気温マイナス25℃(従来機はマイナス20℃)でも運転可能です。

 以上がダイキンの説明です。「エアコンから6m離れた位置でも従来比約2倍の速さで設定温度に到達」するとのことですが、いつの機種と比べて2倍なのでしょうか? そこで、詳しく読んでみると去年の11月に発売された機種と比べて2倍のスピードということなので、結構な性能向上ですね。
 確かに普通のエアコンだと真冬には室外機の凍結でよく止まります。それで部屋がなかなか暖まらないということはあります。買い替え理由のひとつではありますね。

 尚、機能向上による省エネ性能の劣化は無く、むしろ省エネ性能も向上しているとのことです。

 さて、実売小売価格の予想ですが、6畳用のAN22TRSで25万円くらいです。高いですね。でも来年の夏には15万円近くに下がると予想します。
 一般庶民としては、使ってみた人の口コミで良さそうだったら、来年の冬にはこれを使いましょうかね? でも、来年の冬には更に高機能の機種が出るのでしょうか。

エアコン暖房について

2015年10月1日