暖房器具の片付けはどうする?

 今シーズンはとても寒い冬でしたが、ようやく暖かくなって来ました。今年もちゃんと春がやってくるのは有り難いことです。 そして、お世話になった暖房器具を片付ける時期が近づいてきました。

 では暖房器具はいつ片付けるべきか?

 春のはじめに気温が上がってくると家の中の方が屋外より寒いということがよくあります。家の床や壁などはまだ暖まっていないからです。朝晩も冷える日があります。東京や大阪などでも4月中は暖房器具を片付けるのにためらいます。ゴールデンウィークに入ればもう大丈夫という感じではないでしょうか。

 北国や山間部は遅くまで暖房が必要ですね。1年中使っている所もあります。

 さて、片付ける時にどの程度まで掃除をするかについては、暖房器具の種類によって色々ですね。

 電気ヒーターなどは、反射板の埃を取り、外側を拭き掃除をすればいいでしょう。

 エアコンはフィルターを掃除して拭き掃除程度でしょうか。もしエアコンクリーニング業者を頼むのであれば、混み合う前の5月中にやっておくといいですね。

 昔ながらの石油ストーブは石油を抜いたり、芯の手入れをしたりとちょっと手間が掛かります。

 ガスファンヒーターは拭き掃除程度でいいですが、中身を掃除するとなると分解掃除になって結構手間が掛かります。製品によっては分解禁止になっているものもあります。

 薪ストーブは煙突掃除なども含めて一番大変ですが、長持ちさせるためには毎年必ず手入れをしておきたいものです。

 片付けは面倒ですが、キチンとやっておけば、暖房器具は長持ちし、来シーズンは寒くなればすぐ使えます。そして何よりも気分がいいですね。

2011年2月22日