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シーズヒーターの総合情報

ニュース:ダイキンは10月1日にセラムヒートの新型である「セラムヒート ERFT11LS」を発売しました。

シーズヒーターとは

シーズヒーターとは、発熱体であるニクロム線とマグネシウム化合物などの充填材を特殊金属菅などで覆ったものを使ったヒーターです。石英菅を使っているものに比べて破損の危険性が大幅に少なくなります。機械機器など様々のものを暖めるヒーターとして、暖房機器以外にも非常に多く使われています。

シーズヒーター

電気ストーブとしてのシーズヒーターのメーカーは必ずしもシーズヒーターという名前を前面に押し出してはいません。ダイキンのヒーターは特殊金属管の上にコーティングしてあるセラミックを強調してセラムヒートと銘打っています。サンヨーは金属管で覆っていることを強調してメタルヒートと銘打っており、同じようにモリタはメタルヒーターと銘打っています。また、コロナではコアヒートという商品名になっています。

各メーカーともシーズヒーターの遠赤外線放射量の増大を図り、販売面ではそれを前面に押し出しています。

シーズヒーターは破損の危険性が少なく耐久性が高いことから人気がありますが、現在はまだ値段の高いものが多いです。しかし2009年末頃から価格が下がり始め、従来に比べてかなり買い易い価格となって来ました。

シーズヒーターの長所

  • 操作が簡単で、換気などの手間も掛かりません。
  • スイッチを入れればすぐに暖まります。
  • ハロゲンヒーターに比べて電気代が安いです。
  • 石英菅に比べて、衝撃や、高温時に水が触れても発熱体が破損する可能性が著しく低くなります。
  • カーボンヒーターを凌ぐ程の量の遠赤外線を照射するので体の芯まで暖まります。

シーズヒーターの短所

  • 暖房能力は弱く部屋全体は暖めにくいです。
  • 電気代はカーボンヒーターよりは高くなります。
  • 長時間直接当たると、低温ヤケドを引き起こすことがあります。
  • 他の電気ヒーターに比べて、現在は機器価格が高いです。

主なシーズヒーターメーカー

  • ダイキン
  • コロナ
  • サンヨー
  • モリタ
  • 山善
  • アピックス